子どもの写真の目つぶりは、撮影のタイミングと連写を工夫すると減らせます。「撮ります」と声をかけてからすぐにシャッターを切らず、子どもの目が開いた瞬間を狙うのが基本です。動きが多い場面では、連写やシャッタースピードの設定も役立ちます。
子どもの写真で目つぶりを防ぐ基本の方法
撮る直前に声をかける
早い段階で「写真を撮るよ」と伝えると、子どもが待ちくたびれてまばたきしたり、顔を動かしたりしやすくなります。カメラを構えてから、「いくよ」「3、2、1」と短く声をかけ、数え終わる前後で撮影しましょう。
ただし、「目を開けて」と強く言うと、目を見開いた不自然な表情になることがあります。「こっちを見て」「好きなものを見て」と伝えるほうが、自然な表情を撮りやすくなります。
目が開いた瞬間を連写する
1枚だけに決めず、シャッターを数回切ると、まばたきの前後から目が開いている写真を選べます。スマートフォンやカメラに連写機能がある場合は、子どもがポーズを取った瞬間に使いましょう。
連写した写真は同じように見えても、目の開き方や表情が少しずつ異なります。撮影後に、目が開いていて表情が自然な1枚を選びます。
まばたきの直後を狙う
子どもがまばたきをしている最中にシャッターを切ると、目つぶりになりやすくなります。いったんまばたきが終わるまで待ち、目が開いた直後に撮影すると、タイミングを合わせやすくなります。
「目を閉じて、開けて」と遊びのように声をかける方法もあります。ただし、子どもによっては意識してまばたきを繰り返すため、うまくいかなければ無理に続けないでください。
動く子どもを撮るときのカメラ設定
シャッタースピードを速くする
子どもが走る、跳ぶ、手を振るといった場面では、まばたきだけでなく体の動きも写真のぶれにつながります。カメラにスポーツモードや子ども向けの撮影モードがあれば、それを使うと動きに合わせた設定にしやすくなります。
手動で設定できるカメラでは、シャッタースピードを速くすると、動いている子どもの表情を止めやすくなります。ただし、暗い場所では写真が暗くなったり、画質に影響したりすることがあるため、撮影後に明るさも確認してください。
ピントを目や顔に合わせる
顔認識や瞳認識の機能があるカメラでは、機能をオンにすると子どもの顔や目にピントを合わせやすくなります。ピントが合っていても目つぶり自体を防げるわけではありませんが、目が開いている写真を選びやすくなります。
スマートフォンでは、撮影画面で子どもの顔や目の付近をタップしてから撮ると、ピントや明るさを合わせやすくなります。子どもが動く場合は、撮影前に画面を確認し、顔が大きく外れていない状態で撮影してください。
自然な表情を撮るときの工夫
目線をカメラから外す
カメラを見続けることに疲れると、まばたきや顔の向きの変化が増えることがあります。カメラの近くにお気に入りのおもちゃを持つ人を立たせたり、少し離れた場所を見てもらったりすると、自然な表情になりやすくなります。
目線を外す撮影では、子どもの顔が明るく写っているかを確認してください。目が開いていても、顔に影がかかると表情が分かりにくくなるためです。
会話や遊びの途中で撮る
「笑って」と止まってもらうだけでなく、好きな食べ物や遊びについて話しながら撮ると、表情が自然になりやすくなります。笑った直後や、話を聞いている瞬間に連写すると、目つぶりの少ない写真を残せます。
長時間撮り続けると、子どもが疲れてまばたきや不機嫌な表情が増えることがあります。短時間で撮影し、撮影を嫌がったらいったん休憩しましょう。
室内や逆光で目つぶりが増えるときの対策
強い日差しやフラッシュの光がまぶしいと、子どもが目を細めたり、シャッターの瞬間に目を閉じたりすることがあります。屋外では直射日光を避けて日陰に入り、室内では窓から入る光が直接目に当たらない場所を選びます。
フラッシュを使う場合は、子どもの顔に強い光が当たり続けないようにします。フラッシュを使わなくても撮影できる明るい場所へ移動できるなら、まず場所を変えるほうが自然に撮りやすいことがあります。
撮影後に目つぶりを見つけたとき
目つぶりの写真を完全に防げなくても、同じ場面を複数枚撮っていれば、目が開いている写真を選べます。連写した写真を拡大し、両目が開いているか、まぶたで瞳が隠れていないかを確認してください。
集合写真では、全員の目が開いている1枚を選ぶ必要があります。1人だけ目を閉じている場合は、同じ構図で撮った別の写真に目つぶりがないか確認します。写真編集で目元を大きく加工すると不自然になることがあるため、まずは撮り直しや別の写真を選ぶ方法が安全です。
子どもの目つぶりを減らす撮影手順
- 子どもの顔に直射日光や強いライトが当たっていない場所を選ぶ。
- 撮影画面で顔の位置と明るさを確認し、必要なら顔や目の付近をタップする。
- カメラを構えてから短く声をかけ、子どもが待ち疲れないうちに撮る。
- 目が開いた瞬間を狙って、1枚ではなく数枚連続で撮る。
- 撮影後に写真を拡大し、目の開き方と表情が自然なものを選ぶ。
最初に試すなら、「撮る直前に声をかける」「連写する」「強い光を避ける」の3つがおすすめです。子どもが動く場面では、これに加えてスポーツモードなどを使うと、目つぶりと写真のぶれをまとめて減らしやすくなります。>







